「音楽療法」って 何?
♪音楽療法とは?
昔なつかしい曲を歌うとその音楽とともに昔の記憶が甦り、楽しい気分になったり、また、悲しい気持ちの時に聴いた音楽になぐさめ癒されたり、ある曲を聴くと心が落ち着いたりということは誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。このような音楽の持つ力を対象となる方々の状態に合わせて目的を持って使い、音楽療法士と対象者の方との相互交流によって、健康の維持や改善等の助けになるように役立てていくことを音楽療法といいます。
♪どんな人に?
赤ちゃんから高齢者まで幅広い年齢の人に行ないます。
たとえば……
児童 (音や音楽を使って成長の援助を)
成人 (気分転換と生活にうるおいを)
高齢者 (歌って笑って心身の活性化を)
♪どんなところで?
福祉、教育、医療、個人など幅広い現場で行なっています。
たとえば……
福祉:(老人福祉施設、児童福祉施設、知的障害者援護施設等)
教育:(保育園 幼稚園 学校など)
医療:(病院など)
その他:(市町村保健センター 福祉センターなど)
♪どんなことをするのか?
対象者の方の目的に沿ったプログラムをもとに、馴染みの歌を歌ったり、音楽に合わせて簡単な楽器演奏をしたり、体を動かしたり、音楽を用いたゲームをしたり、落ち着いて音楽を聴いたりするなど、楽しみながら活動をします。
♪どんな効果が?
症状の緩和、ストレスの軽減や、生活の中でのいきがい作り、また、記憶を刺激したり、気持ちを落ち着かせ、リラックスさせるなど、対象となる方々の目的に応じた効果を目指しています。